校長先生のお話

学校は皆で楽しい学校にしていく所

学校は皆で楽しい学校にしていく所

 先週は、月曜日に対面式があり、新しい1年生が加わり、毎日のように、たくさんの行事や活動がありました。土曜日には、新しいクラスでの、初めての授業参観がありました。今週も、いろいろと計画されています。金曜日には、1年生から5年生までの遠足があります。楽しみですね。

 さて、初めての全校朝会なので、楽しい学校ということについて、お話ししたいと思います。先日の入学式で、1年生の皆さんに、「学校は楽しい所なので、毎日元気に登校して来てください。」と言いました。私は、皆さん一人一人にとって、楽しい所であって欲しいと思っています。
 そこで、考えてもらいたいのです。まず一つは、学校では、一番大切な時間は、毎日の授業です。そこでは、難しい学習があったり、宿題が出たり、なかなかできなかったりします。でも、できなかったことができるようになったり、分からなかったことが分かるようにもなります。そうしていくのは、皆さん一人一人ではないでしょうか。できるようになったり分かるようになったりすることが、本当に楽しいことにつながっていくのです。一人一人が楽しくしていくのです。
 もう一つ、授業中も含めて、休み時間・給食時間・掃除時間など、いろいろな時間があります。学校は、一人だけのものではありません。みんなのものです。みんなで、楽しくしていくことが大切です。自分だけが楽しいでいいはずがありません。みんなが楽しいと思わなくてはなりません。一部だけが楽しいでは、違う一部の人は楽しくはありません。学校のルールを守り、一人一人、クラス全体・学年全体・学校全体で、協力して楽しい学校にしていって欲しいと思います。

 まとめると、学校は初めから楽しい所というよりも、一人一人が、全体が楽しくしていくことが大切なのです。みんなで、楽しい学校にしていきましょう。