校長先生のお話

自分で考えて判断・実行を

自分で考えて判断・実行を

 11月に入ってはじめての朝会です。最近、朝夕と昼間の温度差が大きく、風邪を引いている人がいるようです。これから少しずつ寒さが感じられます。体調管理には、十分に気をつけていきましょう。

 さて、ここに1枚のポスターがあります。このポスターについては、玄関にも、各学年の廊下にも張り出しをしていて、担任の先生からもお話があったと思います。小さな親切運動の8か条です。徳島文理小学校では、この小さな親切運動に以前から参加していて、
 1学期も6年生が挨拶運動をしてくれていたと思います。

  1. 朝夕の挨拶を必ずしましょう。おはようございますとさようならです。
  2. はっきりした声で返事をしましょう。表彰の時にも言いましたね。
  3. 他人からの親切を心から受け入れ「ありがとう」と言いましょう。当然ですね。
  4. 人から「ありがとう」と言われたら、「どういたしまして」と言いましょう。
  5. 紙くずなどをやたらに捨てないようにしましょう。これも当然ですね。
  6. 電車やバスの中でお年寄りや赤ちゃんをだいたお母さんには席をゆずりましょう。
  7. 人が困っているのを見たら手伝ってあげましょう。
  8. 他人のめいわくになることはやめましょう。

 ここで考えてもらいたいことがあります。それは、1から8まで、どれもやろうという気持ちがあれば、できることばかりではないでしょうか。挨拶をするにしても、席を譲るにしても、自分が考えて決めてやっています。
 つまり、何をするにしても、自分で考えて、自分で判断して、自分で行動することが求められるのです。このように、自分でいろいろなことを考え、判断していくことを繰り返していくと、自分の行動の良し悪しがとてもよく分かるようになります。それだけ立派な人間になれるのです。
 自分で考え、自分で判断し、自分で行動して成果があがったことは、自分でもうれしくなりますし、自信にもなりますし、自分の力となって、将来まで使えるようになります。
 すてきな自分づくりのため、しっかりと考え、しっかりと決めて行動しましょう。