校長先生のお話

スイッチの切り替え

スイッチの切り替え

 新しい学年になって、2週間が経ち、それぞれの学級・学年の学習や生活も落ち着いてできていることと思います。季節も、よい季節になってきています。校庭の桜も散り、みずみずしい若葉が、とても美しいです。

 さて、今日は、スイッチの話をしたいと思います。皆さんのお家にも、学校にも、たくさんのスイッチがあります。廊下や教室の電灯のスイッチ、トイレの電灯や換気扇のスイッチ、電子黒板やタブレットのスイッチ、エアコンのスイッチなど、ずいぶんとたくさんあります。
 では、それらのスイッチはどのような時につけますか。それを使う時です。でも、使い終わった後はどうしていますか。当然スイッチをきりますね。
学校を回っていて、残念に思うことの一つに、スイッチの切り忘れがあります。
誰もいないのに、電灯がつけっぱなしになっていたり、誰もいない教室なのに、サーキュレーターが回っていたりしています。
 使う時につけて、使わない時は消す。スイッチを上手に使って、省エネ・節電に協力してほしいと思います。

 もう一つ、皆さんの心の中にもスイッチがあるのではないでしょうか。コマーシャルでも、「やる気スイッチ」という言葉があります。
 この心のスイッチを付けたり切ったりする、切り替えは上手にしていますか。
 「チャイムが鳴った。今は勉強する時だ。」 
 「音楽が流れてきた。これから掃除の時間だ。」
 この切り替えができているでしょうか。チャイムがなっても、なかなか遊びがやめられなかったり、授業が始まっても机の上に何も用意できていなかったりはしていないでしょうか。しっかりと、この切り替えをして行動してほしいなと思います。
 今は、校長先生のお話を聞くというスイッチが入っていますね。とてもうしいです。このスイッチ切り替えを、みんなでがんばりましょう。