校長先生のお話

学習用具は何のために

学習用具は何のために

1月も今日・明日・明後日だけとなりました。今週の木曜日から2月となります。この学年もあと2か月となるわけです。寒い日が続きますが、一味会の練習も特別時間割が始まります。みんなでがんばっていきましょう。

さて、皆さん、消しゴムを使う時、どういうものを使っていますか。最近は、本当にいろいろな種類の消しゴムがあります。先日、文房具屋さんに行った時です。小松島市の文房具屋さんだったので、その近くの小学校に通っている子どもたちだと思いますが、消しゴムを選んでいました。「この消しゴムはとてもにおいがいいな」「この消しゴムはキャラクターがついていて、かわいいなあ」などの話をしていました。私は、そんなことで消しゴムを選んでいいのかなと思いました。
皆さんは、どう思いますか。
また、休み時間、教室を回っていると、自分の消しゴムを机の上に置いて、指ではじいて落とし合いをして遊んでいるのを見かけました。私は、何のための消しゴムなのかなと思いました。
皆さんは、どう思いますか。
さらに、落とし物に、名前が書かれていない消しゴムがよくあるようです。この消しゴムは誰のですかと尋ねても、持ち主がなかなか現れません。まだまだ十分に使えるのに、もったいないなあと思いました。
皆さんは、どう思いますか。

消しゴムのお話しをしましたが、消しゴムだけではありません。鉛筆やものさしや下敷きなど、たくさんの学習用具を、皆さんは使っています。別の言い方をするならば、私を含めて、私たちは、いろいろな学習用具にお世話になっています。なくては困ることになります。
学習用具は、それぞれの使い方に合わせて、じょうずに使うこと、名前を書いて大切にすること、そして、ものに対しても感謝の気持ちをもつこと。
こんなことも、ぜひ考えてみて欲しいと思いました。