校長先生のお話

校訓を生かす運動会に

校訓を生かす運動会に

 夏休みも終わり、第2学期が始まり、今日で2週間となります。すでに、学校の生活リズムにもどすことはできていることと思います。朝晩は、ずいぶんと涼しくなりました。その関係で、気温差があり、風邪をひきやすくなっています。運動会の練習も本格的になってきますので、体調管理には、十分に気を付けていきましょう。
 さて、先週から特別の時間割で運動会の練習が始まりまっています。私は、運動会は、学校行事という大切な学習の場だと考えています。もっと言えば、学校にはめあてがありますが、徳島文理小学校では校訓という形で、各教室に掲示をしています。つまり、校訓、正しく・強く・美しくを運動会の練習でも、そして本番でも、頭に置いて行動していって欲しいと願っています。
 まず、正しくは、具体的には考えて行動することです。整列する時、先生に言われてするのではなく、自分でどのように整列すればよいのか考えて行動するのです。マイムマイムや団体などの種目でも、よく考えて隊形や動き、振り付けなどを覚えてください。その他にも、新型コロナウイルス感染症のことをしっかりと考えて、予防ができるような行動をしてください。
 次は、強くです。これは、元気いっぱいに行動することです。練習の時から、元気なあいさつやはつらつとした動きをすること、徒競走では一生懸命に最後まで走ること、団体や移動の時もきびきびとした行動をとることなどです。また、失敗したらやめてしまうのではなく、最後までやり抜いていく強さももってもらいたいと思います。当日は、当然、お家の人に、元気いっぱいの姿を見せてあげましょう。
 最後は、美しくです。形を美しくすることよりも、私は美しい心をもって行動して欲しいと思っています。つまり、いろいろな種目で友達と協力していく美しい心、練習でうまりいかない友達を励ましたり、やさしく声をかけたりする美しい心、できた時にみんなで一緒に喜び合ったり、褒め合ったりする美しい心です。
 いずれにしても、今言ったようなことを「めあて」にして、練習に励んでみてください。