校長先生のお話

たった一秒で、元気や笑顔ややる気に

たった一秒で、元気や笑顔ややる気に

 久しぶりの朝会です。徳島県が梅雨に入ったというニュースがありました。いつもの年よりも、ずいぶんと早いようです。雨の日は、廊下階段が滑りやすくなります。気を付けていきましょう。

 さて、今日は、たった一秒で言える言葉についてお話ししたいと思います。それは、挨拶の言葉です。この挨拶の言葉によって、気持ちが変わることがあります。挨拶には、どんな言葉があるでしょうか。「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」がありますね。寝るときは「おやすみなさい」、食事の時は、「いただきます」「ごちそうさまでした」です。また、「行ってきます」「ただいま」もあります。ずいぶんとたくさんあります。
 これらの挨拶は、いったい何のためにするのでしょうか。
 人は、たった一人では生きていけません。誰でも、人と関わり合って生きています。みんなそうです。別の言い方をすれば、挨拶は、みんなで一緒に暮らしているということを確かめているのです。挨拶をしている自分のこと、相手の人を大事にしていること、感謝していることなど、いろいろなことを表しています。だから、「挨拶しなさい」と言われて仕方なくするものではありません。本当は、自然にするものだと思います。
 私は、朝、駐車場の所でできるだけ挨拶をするようにしています。その時、何人かの人が「校長先生、おはようございます」と言ってくれます。中には、「長井校長先生、おはようございます」と言ってくれる人もいます。そうすると、顔がつい笑顔になり、元気をもらったように感じ、今日もがんばろうとやる気になります。
 以前、今年は、元気いっぱい・笑顔いっぱい・やる気いっぱいの学校にしたいと言いましたが、挨拶一つで、そのことにつながってくるのです。
 他にも、たった一秒で言える言葉に、「ありがとう」と「ごめんなさい」があります。どちらも、人と人の心がつながります。
 たった一秒で言える言葉を、もっともっと自分から自然に言えるように心がけてみてください。そうすれば、元気いっぱい・笑顔いっぱい・やる気いっぱいの学校になっていくと思います。