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令和5年度に向けた入試説明会におけるご質問への回答

令和5年度に向けた入試説明会におけるご質問への回答

 先日は,本校の令和5年度に向けた入試説明会を開催致しましたところ,多くの皆様にお越しいただき,誠にありがとうございました。また,当日は多数のアンケートにお答えいただき,重ねてお礼申し上げます。
 その際,アンケートや口頭でお出しいただいたご質問について,次のように回答させていただきます。

Q1. 通学方法はどのような方法が多いのでしょうか。また,遠方からの通学されている児童はいるのでしょうか。

A1. 基本的に通学方法については,その距離や交通事情等により,その状況が異なりますので,各ご家庭でご判断頂くことになりますが,現状として,大まかに保護者による送迎5割,バス通3割,徒歩2割となっています。1年生からでも,バスや徒歩で通学している児童がたくさんいます。また,JRとバス併用する児童も,今年度数名おります。
 なお,低学年は,帰りにはバスの時刻に併せて停留所まで付き添っています。さらに,定期的に「バス通生の会」を開いて,全体指導しています。
 その際,高学年は低学年のお世話をするようにお話ししていますので,実際,学年を越えたあたたかい交流ができています。
 さらには,4月は慣れないことも予想されますので,本校教員1名が徳島駅前のバス乗り場でお世話いたしております。
 通学区域としては,今年度,北は鳴門市,西は吉野川市,南は阿南市が遠い距離となっています。数年前まで美波町から通われていたお子様もおられました。
 送迎については,ご家庭の判断です。ただ,かなりの台数になりますので,入学式の後での説明で,その方法を具体的にお話しさせて頂きます。安全のためにマニュアル化した乗り入れ方をして頂くことになります。帰りについても,同様に引き渡しを安全にできるようにご協力をお願いしています。子どもたちにとっての安全は,何よりも大切なこととして考えています。

Q2. 入試について,どのような内容でどの程度の学力が必要なのでしょうか。また,個々で勉強するとき,どのようにするのが望ましいのでしょうか。

A2. 入試内容は,筆記テスト・全体活動・面接となっており,それらを総合的に考慮して判断しております。
 また,ペーパーテストでも満点をめざしていません。実際に,過去10年の平均正答率も60%台となっています。特別な準備と言うよりも,毎日の生活体験を豊かにすることが大切と考えています。文字を書くと言うこともテストにはありません。
 ご家族が毎日一定の時間(15分間ぐらい),本の読み聞かせをした後で,登場人物がそれぞれ何をしたのか等の内容を聞いてあげてください。いろいろな本を見ながら,ものの名前を覚えるのもおすすめします。鉛筆の正しい持ち方ができるかも見てあげて頂ければと思います。また,10までの数の操作ができるようにしてあげてください。

Q3. 全体活動では,子どもがどんなことに注意すればよいでしょうか。

A3. 落ち着いて相手の目を見てしっかり聞いているか,友達と仲良くルールを守って行動しているか,一つのことに真面目に取り組んでいるか,等について気をつけてあげて頂ければと思います。

Q4. 子どもの面接の内容は,どのようになっているのでしょうか。

A4. 試験内容を具体的にお答えは出来ませんが,お子様については,相手の目を見て話を聞いたり,はきはきと大きな声で答えたりすることが大切だと思います。
 また,保護者面接については,ご両親でのご出席をお願いしていますが,お仕事等のご都合でお一人になることもあろうと思います。

Q5. 放課後預かり教室についてお尋ねします。放課後に残る場合は,入級を申請しなくてはならないのですか。また,就労証明は必要ですか。

A5. 放課後預かり教室については,年々,ご希望される方が多くなってきています。
 そのため,昨年度から2階の自由活動室を専用教室して,環境整備を行い実施しています。
 基本的には,共働き等で放課後にお子様を一人だけにできないご家庭に対して,お預かりする教室を実施していますが,特に就労証明の提出をお願いはしていません。
 内容としては,1~4年生を対象として,授業日の月曜日から金曜日に,放課後から午後6時30分まで,課題学習や読書をして,それが終われば知育遊び(レゴ・折り紙・オセロ・ブロック・カルタ等)をしています。また,長期休業中にも,土・日・祝日・お盆・年末年始を除いて,午前8時から午後6時30分まで実施しています。
 指導するには,本校教員と文理大学で教員を目指す学生があたります。
 夏休みには,徳島文理大学の先生方や学生さんのご協力による特別教室も開催しています。
 あくまでも放課後の午後4時30分からの指導となりますので,それまでに帰宅される場合は,入級を申請される必要はありません。
 さらに、指導員の報酬やおやつ代・諸経費等を年間で均等割して,別途1万1千円のご負担をお願いしています。したがいまして,夏休み・冬休みだけということは想定しておりません。

Q6. 給食のアレルギー食は,どのようになっているでしようか。

A6. 食物アレルギーは,症状によっては生命の危険につながる恐れがある疾患であり,学校給食における除去食やアナフィラキシー対応が求められています。
 学校で対応する基本方針としては,①保護者との事前協議を行い,児童にとって安全・安心な給食とする。②文部科学省「学校給食における食物アレルギー対応指針」に則り,医師の診断(学校生活管理指導表)に基づいて対応する。③医療機関・学校医等の専門的機関,及び給食委託業者との連携を図り,対応する。としています。
 実際には,保護者の方とのご相談の上で,アレルギーへの対応をしております。詳細については,個別に,入学前にご相談させて頂きます。

Q7. 家庭での学習に対するフォローは,どの程度すればよいのでしょうか。

A7. 学習については,学校で指導をすることが当然なことです。どの学年においても,普段の授業を充実することにより学力の定着を図っていきたいと取り組んでいます。その上で,毎月,国語・算数の月例テストを実施したり,毎学期はじめに実力テスト,学期のおわりにを期末・学年末テストを実施したりしています
 ここで,基準点を設定し,再テスト・再々テストを行い,分からないことをそのままにしないようにしています。場合により,放課後等を活用して補充学習をすることもあります。学年があがるにつれて,家庭学習の量も増えてきます。それらをこなしていくことにより,学力の向上ができるようにしています。
 特に,低学年では,無理な詰め込みよりも,あたたかく見守って頂き,宿題ができているかの確認したり,音読を聞いてあげたりして頂くことが大切と考えています。