校長先生のお話

勤労感謝の日から

勤労感謝の日から

 最近,朝夕が寒く感じるようになりました。風邪・コロナ・インフルエンザなどに気を付けていきましょう。
 祝日というお休みの日があります。「国民の祝日に関する法律」という特別な決まりがあって,1年間で16回の祝日が決められています。今月は,その国民の祝日が2回あります。一つは,3日の文化の日でした。そして,もう一つは,今週の水曜日である23日の勤労感謝の日です。この勤労感謝の日は,働くことを尊び,生産をお祝いし,国民が互いに感謝し合う日とされています。

 さて,みなさんは,何不自由なく生活しています。例えば,今朝,起こしてくれています。朝ご飯も食べています。登校も,車で来たり,バスで来たりしています。歩いている人も,道路を通って来ています。それらは,当たり前なのでしょうか。私は,決して当たり前ではないと思います。おうちの人が朝起こしてくれたり,昼食を用意してくれています。皆さんが安全に登校できるように,いろいろな人がお世話をしてくれています。
 大切なことは,当然のこととして,「ありがとうございました」や「お世話になりました」という感謝の気持ちを,言葉であらわすことがいると思います。
 つまり,当たり前のように,不自由なく生活できているということの裏には,必ずそれを支えてくれた人やものがあるはずです。そのことに自分で気づいて,自分で何かをしていけばなあと思います。

 そして,大切なことは,その気持ちを,声を出して言葉にあらわすことです。最初は,「おはようございます」や「こんにちは」などのあいさつから始まってもいいと思います。次に,あいさつの言葉に,「ありがとうございます」の感謝の気持ちをあらわすことができると,本当にすばらしいことだと思います。また,このことは,おうちの中でも同じことです。
 学校でも,6年生の人たちがお世話してくれています。学級の中でも,当番や係の人にお世話になります。「互いに感謝し合う」ことをしっかりやってみましょう。