校長先生のお話

自分から進んで

自分から進んで

 おとといの一味会、本当にすばらしかったです。みんなで心を一つにして、一つ一つのプログラムにがんばりました。多くの保護者の皆さん、来賓の皆さんから、お褒めの言葉をいただくことができました。皆さんは、また一つ大きく成長できました。この自信を、いろいろなことにつなげていってほしいと思います。

 さて、1月の終わりに「学習・生活がんばりカード」をしてもらいました。覚えていますか。全校で、同じ40項目でABCDや番号に○をつけてもらいました。その結果を集計してみました。ほとんどの項目で、皆さんの頑張りが分かりました。ずいぶんとよい結果の項目もたくさんありました。
 しかし、十分でないものもありました。それは、「授業中、進んで自分の考えを発表している」と「授業で分からないとき、先生に質問している」と「授業中、姿勢正しく学習している」と「同じ時刻に寝る」でした。姿勢のことについては,先週の朝会でお話ししたので,置いておきたいと思います。
 後の三つについて、いろいろと考えてみました。まず、どれも学年が上がるにつれて、できていないと答えているのです。
 また、どれも少し似ている内容だと思いました。進んで発表する、先生に質問する、どちらも授業中のことですが、自分からしていかなくてはならないことです。家で寝ることも自分ですることだということです。つまり、学習を自分からあまりできていないかもしれないことになるのでは、生活もそうかもしれないと思ったのです。このことは、とても大切なことです。学習をさせられていると思っているのかな。でも、「させられる」には限りがあります。させる人がいなくなったり、させられなくなったりしたら力がつきません。ところが、「自分から進んでしていく」には、限りがありません。なぜなら、だれからも指示されず、自分から「していく」からです。もっと自分から進んで学習に取り組んでいくことが必要ですね。皆さんなら、もっとできることだと思います。