校長先生のお話

備えあれば患いなし

備えあれば患いなし

 先週は、6年生が修学旅行に行っていたので、朝会がありませんでした。6年生の皆さんは、さすがに徳島文理小学校の最高学年だけあって、素晴らしい行動が3日間とれていました。

 さて、明日は、防災についての大きな行事が一日を通して行われることになっています。内容としては、避難訓練と引き渡し訓練と各学級ごとでの防災学習です。すべて、南海トラフ巨大地震がくることを考えて、行います。
 南海トラフ巨大地震は、約百年に一回程度発生しており、もうそろそろ発生してもおかしくない時期となっています。いつ発生するか分かりません。と言われています。その大きな地震は、12年前に発生して、2万人以上の死者や行方不明者が出た東日本大震災よりも、もっと大きな被害があるとも言われています。また、関東から四国の近くの海で発生して、大きな津波が短い時間で押し寄せてくるとも言われています。
 また、最近、日本の各地で地震が発生しています。石川県・千葉県・鹿児島県・愛媛県等です。
 そんな地震に備えての行事なのです。昔から、「備えあれば患いなし」という言葉があるように、何も準備や練習をしておかないと、大変なことになってしまうけれども、しっかりと準備と練習をしておけば、心配が少しでも少なくなるということです。その備えをするための明日の行事です。

 いずれにしても、自分の命を守るための大切な行事です。一人一人、しっかり訓練に参加して、お話を聞いたり考えたりして、そして、自分がとるべき行動をじっくりと考えてみてください。さらには、引き渡し訓練もありますので、おうちの人とも、いろんなことを話し合ってほしいと思います。