校長先生のお話

姿勢をただして

姿勢をただして

 衣替えも終わり、全員が夏服で迎えた6月最初の朝会です。また、6月は、日曜日以外に休みがない、1年に1回だけの月となっています。落ち着いて生活したり、しっかりと学習に取り組んだりできることと思います。

 さて、私は、よく校内をまわっています。授業中なのに、私に手を振ってくれる人がいますが、それはしなくていいです。授業に集中しましょう。その見回りの時に、気になることがたくさんあるのです。その内の一つが皆さんの姿勢です。実は、2年生以上の人は、2月に姿勢の話を聞いているはずです。姿勢の悪さ、背中が丸まっていたり、ノートに書く時に眼が近づきすぎていたり、足が机の下にある横板に乗せて、おしりが椅子の前の方にいっていたりしています。2月の時は、寒さもあるのでしょうかと言いましたが、今は、寒さはありません。暑いぐらいです。
 なぜ姿勢のお話をするかと言えば、4月に、5・6年生が徳島大学病院の先生に側弯症の検査をしてもらいました。その結果が出て、おうちの人にお知らせしていますが、予想以上に気になる結果でした。校医先生にも相談したり、運動器検診をしていただいた徳島文理大学の理学療法学科の先生にも相談しました。いろいろな原因が考えられますが、普段の姿勢もその大きな原因の一つではないかということでした。
 以前にお話ししたように、学習していく時に、体の姿勢をただすことは、心の構え・態度もただすことになりますと言いました。
 それに加えて、皆さんは、今、成長期にあります。その大切な成長期に正しい姿勢で過ごすことによって、よりよい成長に結びつくと思います。
 4年生の学年だよりにも、みんなて姿勢をただすようにしていことが書かれていました。みんなで取り組んでいってほしいと思います。